2016 能楽座in大淀町

2016年 能楽座in大淀町

宇陀ビジターセンター(大宇陀温泉あきののゆ)の大谷です。

奈良県吉野郡の大淀町には、能楽お囃子のふるさとと呼ばれる地区があります。

室町時代、今から約650年ほど前に大淀町桧垣本地区に吉野猿楽の一つであった「桧垣本猿楽座」が存在し、広く活躍していたことが、桧垣本七郎作とされる能面や春日若宮神主祐光日記などの文献から明らかになっています。

しかし江戸時代に入り、幕府による統制政策に対応するため活動の場を江戸に移してその芸術性を高めていきました。一方で、一座を生み育てた本町では桧垣本猿楽座は、やがて忘れられた存在となってしまいました

忘れ去られた「桧垣本猿楽」の文化、芸術を復活させ後世に引き継いでいこう!と、平成13年夏に「吉野魅惑体験フェスティバル」で「桧垣本猿楽」を取り上げて以降「桧垣本猿楽」を財産として後世に引き継ぐ事業を展開し始めた大淀町。

小学生を対象に「ちびっ子能楽体験」と「ちびっ子桧垣本座」を実施したり、 だれもが気軽に能楽を体験、体感できる能楽ワークショップなども企画しています。

また、猿楽・能楽ゆかりの川西町、斑鳩町と連携した「大和猿楽サミット」や伝統芸能を勉強する子どもたちを集め「大和猿楽子どもフェスティバル」なども行われています。

そのような活動が認められ「大淀町能楽プログラム」は、平成14年度地域づくり総務大臣表彰を受けることができました。

能楽を楽しめる機会はまだまだ少ないと思います。夏休みの最後、この機会に生の芸術に触れてみてはいかがでしょうか?

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【能楽座】大淀町公演

日時 2016年8月27日(土)15:00開演

※14:30開場、17:45終演予定

前売りチケット 一般 2000円(当日は500円増し)/学生 500円(要学生証提示)/あらかし友の会 1500円(前日まで)

場所 あらかしホール(奈良県吉野郡大淀町桧垣本2090番地)